今日は、『刀』について(その2)です。
江戸時代、幕府は人々から刀や槍を奪いました。刀は武士しか持って
はいけないと決めたのです。
武士は役人や政治家と同じで、何も生産はしませんが武家の総大将
徳川家と、選ばれた大名が方針を決める幕府が社会を支配することに
なりました。“庶民より武士は偉い”ということになったのです。武士
は賢くて立派で人々に命令する権利と資格がある、ということになっ
たのです。その武士だけが刀を持てたのです “偉い武士のしるし”
に、刀はなった訳です 『武士の魂』と言われるゆえんです。
もちろん、命を預ける刀を信じなければ、とても切りあいなどできま
せん。刀は、『魂』と同じように大切でした。だから、大切な『魂』
は、めったに抜かなかったのです。
今日は、その2『武士の魂』について書きました。
では、また。