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再度、鉄瓶のお話です。

前回、『鉄瓶をお売りください』というお話をさせていただきましたが、鉄瓶には大きく分けて2種類あります。ひとつは京都などで作られている『京瓶』を代表とする関西の鉄瓶です。これは主にふたの素材が銅製で梅の形をした摘(つまみ)が付いていて、全体的に茶道具の釜に似た形をした物をいいます。用途として日常用だけでなく茶道のお点前としても使用されます。

もう一つは、『南部鉄瓶』といい、主に盛岡などで作られている鉄瓶でふたは鉄製で摘みと一体型のものをいいます。釜の肌が黒いものが多いのが特徴でこの手の鉄瓶は主に日常用として使用されています。

以上、鉄瓶を見られる時の参考になればという思いでお話をさせていただきました。

(下の写真では①が京瓶、②が南部鉄瓶です)