今日は、『刀』について の話を一休みさせていただいて、WGC
(ワールド・ゴールド・カウンシル)=(世界的な金地金の販売促進
機関)が発表した2016年の世界の金需要レポート結果をお知らせしま
す。
2016年の世界の金需要は4,309トンでした。これは前年比1.9%アップ
で5年ぶりの増加となりました。
内訳としては、投資需要が69.9%アップの大幅増、宝飾品需要が14.5
パーセントのダウン、中央銀行の買い越しが33.5%の大幅ダウン、工
業用が2.9%の小幅ダウンという結果でした。
全体的には落ち込み傾向にあったにもかかわらず、投資需要69.9%ア
ップの陰に、中国の1,029トン(主にインゴット、コイン)の大量買い
があったためと考えられます。
しかし、現在では中国の極端な買い渋り、はたまたアメリカ(トランプ
政権)の今後の動向を推察すると、金価格に関しては、当面今と同じ
一進一退の傾向が続くのではないでしょうか。☚ 私の個人的な考え
※宝飾品は前年度比マイナス347トンで2010年以降で最低水準でした。
いかに宝飾品が売れていないかということですね。
以上、今日は、飛び入りで『金』の話し出した。
では、また。